私の治療方法と分野

何度かお伝えさせて頂いますが私の治療の組み合わせは

「あん摩+鍼（お灸）」です。

あん摩で全身をほぐした後に必要に応じて鍼治療を行っていきます。

もちろん鍼は患者様にお伝えして承諾を得てから行いますので苦手な方は遠慮せずにお申し付け下さい。

分野は全般です(笑)

鍼灸マッサージは「病気」を診るのではなく「病人」を診る事なんです。

その方の症状を聞いてどう改善していくかなんですね。

特に私は「脳」について１５年ほど学んできています。

先日のNHKの番組で「なんで鍼が効くのか」について「鎮痛作用（痛みを和らげる作用）」がある事が解明してきている事を報道してくれました。

その事について１５年前から取り組んできているんです。

しかし、脳については難しい事だらけで、ここに着目して取り組む鍼灸マッサージ師が少ないんですよね。

学生時代、この分野は恥ずかしながら赤点をとっていたくらい苦手な分野でしたが、今となっては楽しくてしかたありません。

脳の分に取り組んで対応しておるのが「慢性痛」です。

長引く痛みの方を積極的に取り組んでいます。

例え腰痛でも長い期間悩まされていいるとそれは「脳」にも影響を与えており、患部の治療をするとと共に脳の血流改善も行っていきます。

長引く痛みを感じていると脳は暴走してしまいます。

自律神経系の乱れが特に現れます。

・呼吸の乱れ

・顔のこわばり（表情筋のこわばり）　など

特に前頭葉の活動の低下が自律神経系に影響を与えやすいので鍼刺激で改善を狙っていきます。

ただ、「すぐに治療効果がでる物でもなく病気が治る」でもなく「現在の症状を緩和し生活の質を上げていく」事になります。

本来であれば症状が改善すればご来院する必要はないのですが、状態によっては月に一回はメンテナンス兼ねて通院が必要の場合もありますので、そこは患者様とご相談させていきながら笑顔で生活できるようサポートして参ります。