2024年9月2日
これまでに多くの顔面神経麻痺患者様に携わり、現在も治療しています。
麻痺の程度を知るために顔面神経麻痺のスコアがあります。
これは40点満点法で行い30点以上であるとある程度改善とみなされ西医学からの観点では卒業になります。
しかし、これはあくまでも動きを診る物であり
・こわばり
・つっぱり
・動きの不自然さ など目に見えない部分での後遺症は残ってしまう事は多いようです。
ここで治療選択に『鍼灸』があげられます。
鍼灸適応には
・こわばり
・つっぱり
・動きの改善(瞼が下がる、よだれが垂れる、涙が出る、麺類が吸えないなど・・・)
注意しなければならないのが発症してすぐにお薬と併用して鍼灸していくと改善率が高いと言われています。
ただ、無理に動かす事は後遺症を残しやすいとも言われており
よく美容鍼で顔に鍼をした後に電気を流す方法があります。
実は顔面神経麻痺の方にもこの治療方法を使う事もありますがこれは、症状があるていど落ち着いた時以降に行う事が良いそうです。
落ち着いた時期とは個人差がありますが6か月~1年をめどに症状をよ~く観察する必要があると思います。
数年経っている顔面神経麻痺でも鍼灸は対応できますので
お悩みの方は、ご予約の前に一度ご相談のご連絡を頂けると今後の方針が円滑に行えると思います。
電話:0465-87-9183