午前中は空いた時間に子供を自転車に乗せて小田原街中を一時間ほどサイクリングし少し公園で遊んできました。
また近隣の小学校が運動会で賑やかでした。
秋になると涼しくなるせいか、体を動かしたくなりますよね。
本日の最後の患者様は『しゃがむと右膝の内側が痛い』との事で来院されました。
実はこの痛みで来られたきっかけは、稲刈り後の疲労との感じで来院されました。
その時は整形外科的テストでは痛みがなく筋肉疲労と評価して治療していたのですが、痛みが変わらずむしろ増しているように感じるとの事です。
再度、整形外科的テストを行うと圧アプレーテストで膝の内側に痛みが誘発!!
アプレーテストは何をみる判断材料かと言いますと
図のようにうつ伏せの状態で膝を90度曲げます。
圧迫しながら膝をひねると半月板の損傷確認。
牽引しながら膝をひねると膝の内側・外側にある靭帯の損傷確認。になります。
圧迫しながら外に捻ったら内側が痛いと・・・
これは内側に半月板の何かしらあるかもしれない・・・
もし、半月板が欠けていたら手術適応かもしれないから一応整形外科の受診のお話しもしました。
でも、何でもなければ鍼灸マッサージが有効でもあるので整形外科での診断どうこう考えるより
この現状で少しでも改善するのはどうしたら良いか・・・
もし、内側の半月板に問題があれば・・・
う~ん・・・
あ!!!
筋筋膜連結のアナトミートレインで考えようという事で半膜様筋と大腿二頭筋が関係あるのであん摩でほぐし、二つの筋肉に鍼をして電気10分(低周波鍼通電療法。パルス療法)をながしてほぐしてみました。
そして、通電が終わった後に動かして頂くと日中の時ほど痛みがなくしゃがめるとお言葉を頂きました。
多少痛みが残るものの、動けるようになったので一安心!
治療方法を確立する事はとても大事ですが、それが全てにあてはまるわけではないので別からのアプローチを身に付けるか引出をもっておくことが必要だなと改めて思いました。