2022年2月20日
症例報告の一つ『五十肩』
正式には肩関節周囲炎と言います。
主な動きにくい動作は
頭の後ろに手が届きにくい結髪動作。
腰に手がまわしにくい結滞動作。
程度に寄りますが夜間痛があります。
現在、診ている患者様(女性60代)はこの両方の動作がしにくく生活に支障が出ているとの事です。
痛みが発症したのが2018年12月。
当初はご自宅近くの接骨院や治療院に通っていたそうですが、半年以上経ち他の機関でと当院にお越しなられた方です。
レントゲンでは骨棘や石灰化はないとの診断。
動きの確認をして痛みを誘発させている筋肉を絞り込んで行きます。
すると棘下筋・棘上筋・上腕二頭筋にポイントがありそうでした。
首・肩・背中をあん摩でほぐして整えた後に上記の筋肉に低周波鍼通電療法を行いました。
筋肉に鍼をして電気を流して血流改善と動きの改善を目的に行いました。
二回目の施術後。
手が後ろに回り、痛みが多少ありますが結髪・結滞動作が出来たんです!
患者さんビックリ!!!
「二回の治療でこんなに変わるんですか?いや~嬉しい」
私の方がそこまで喜んで頂ける事に嬉しいです(^o^)
五十肩・四十肩って洗濯物を干したり、高い所の荷物を持ったり、通勤の手すり、洗顔など色々な所で支所を来して厄介ですよね。
この方の場合
「年内の12月をめどに取り組んで行きましょう!」と状態から判断して決めてました。
二回目の施術でここまで回復してくれてれば、そう時間かからないかも(^_-)
動きと痛みの改善を目指して治療からの卒業を早期に行っていきたいと思ってます。
当院の治療は痛みや可動域の改善など患者様の目標が達成した時点で卒業を目指して取り組んでいます。