2024年9月2日
先日、飲食を家族経営している患者さんとこんなお話をしていました。
「同じ食材・分量を使ってもマスターと同じ味は出ない」
厨房が忙しくなって新しく料理人を雇うとしても味に差が出るのでどうしよう・・・と悩んできるようでした。
そうなんですよね。
感覚って個人差がありそれが個性という物で似た足が出せるかもしれないけど
同じ味は出せないんですよね。
分量や時間を間違えたわけではないけど難しい所です。
これは私たちの治療の世界も同じなんです。
どんなに自分の技術を伝授しても、セラピストの指や手の形で多少変わるんです。
患者さんの体の訴えている物を感じ取る力も様々です。
それが合う・合わないの部分だと思っています。
良い治療家や、良いセラピストに合うかはある意味運でもあるかも!
私はある一つの同じ症状で悩んでいる方は大勢いらっしゃいます。
そのうちの一人に携わらせて頂ける事はご縁です。
そのご縁を大切に目の前の患者さんを全力で向き合っていく事が私の出来る力だと思っています。