ちょと硬いタイトルになってしまいました。
臨床していると色々な病名・症状に出合います。
一日の終わりにカルテを書きながら
「その患者さんの施術がそれで良かったのか?」思いながら
「別の方法が無かったのか?」自問自答しています。
その場で気になればネットで論文など検索したり
参考書を読み直して復習したりするのが一日の終わりです。
そして、時々自分の施術の軸(コンセプト)や強み
患者さんへの想いを整理しています。
こうやってブログに上げるのも自分自身への確認でもあります。
①施術への想い
第一に患者さんの笑顔です。
施術が上手く行って痛みが軽減したり動きが良くなった時の患者さんの笑顔が一番嬉しいです。
②施術方法
私の施術は「あん摩+鍼」をおススメしております。
ご来院の際多くの患者さんは緊張(心・体)しています。
まずはあん摩で緊張をほぐし整えて必要であれば、患者さんの同意を得てから鍼をしていきます。
あん摩も鍼も共通して考えて行っている事は痛みの緩和です。
「痛み」とは脳で認知しています。
大脳辺縁系という、ゆで卵で例えると黄味の部分です。
脳の中心にあり感情・自律神経系・記憶など生命に維持に欠かせない場所なんです。
ここに上手に刺激を入れるためには「心地よい刺激」が大事になってきます。
自分で言うのもなんなんですが
あん摩を受けている時に寝てしまう人が多いんです。
これは自律神経のバランスが整っている事で私としては「やった!!」との気持ちです。
鍼の場合はヒビキになります。
「ズーン」とした指で一点を押されたかのような感覚です。
これが神経を介して脳に伝わり痛みを抑制してくれるんです。
(これを下行性疼痛抑制系と言われています)
私の施術は脳科学を元に理論的に行いますが、それに全てあてはまるわけではないので患者さんの訴えを良く聞いて行っています。
頭痛・腰痛・神経痛・耳鳴り・めまい・膝痛・股関節痛などの症状から
線維筋痛症・リウマチ・顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)・片側顔面痙攣・抗がん剤治療中・メニエール氏病・頸椎症・ムチウチの後遺症・脊柱管狭窄症・ヘルニア・分離症・側弯症・変形性膝関節症などの慢性疾患に力を入れています。
難病の場合、都内まで通わなと行けなかったり通院が大変な事があります。
神奈川の県西地区で上記疾患でお悩み患者さんが少しでも生活の質の向上と仕事への復帰へのお手伝ができたらと思い取り組んでいます。
脳科学を学んできたからこそ取り組める症状だと思っています。
最後の施術計画
私は良くなってきたら施術間隔を広げたり、卒業を目指して行っています。
ある患者さんからは
「先生、商売っ気がないね(笑)」と言われた事もあります(笑)
通院期間や回数が減れば自分の時間に使えますよね。
週に一回必ず通わなければならない事もありません。
その方のライフスタイルを考慮しながら辛くなる時期を先読みしてその前にお越し頂き長引かせない事が大事です。
2年ぶり・3年ぶりの方もいらっしゃいます。
思い出してきて下さる事は嬉しいですね。
長文となりましたが引き続き当院をよろしくお願い申し上げます。