2023年5月1日
最近ですが顔の痙攣にお悩みの方からのご予約があります。
ここで考えなければならない事は?
①病気の有無
疑う病気として
顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群)です。
この場合、何科に行くのが良いでしょうか?
けっこう目の周りの痙攣で眼科に行かれる方が多いですが
耳鼻咽喉科です。
近隣のクリニックで十分です。
重度の場合は入院になるので速やかな診察が必要です。
その他に腫瘍などによって起こる片側顔面痙攣などがありますので的確な判断をおススメします。
②病気でなった場合
ストレス:疲れや過度な負担により自律神経が乱れて起こる事もあります。
栄養:カルシウム不足(テタニー)による物もあります。
おススメの施術方法は
顔面神経への刺激で低周波鍼通電療法があります。
顔面神経パルス(動画をご覧ください)
しかし、病気であった場合通電はしない方が良いとの見解もあります。
神経の枝が間違った方向に延びてしまうとの事で
私は発症から一年は主治医の意見を頂きながら置鍼(10分)から始めて
その後症状が落ちついて来たら通電をしていく方法です。
その方に合った方法があるはずなので
しっかり説明してご納得頂いてから行って参ります。