2023年5月1日
私は慢性痛に力を入れています。
その中でも難病による辛い症状改善に取り組んでいます。
その中の一つ『顔面神経麻痺』。
ベル麻痺・ハント症候群の二つがあります。
それぞれ主になる原因として
疲れ
ストレス
不摂生 など
色々です。
では鍼灸でどんな施術をするのか?
これは私の臨床経験からの話です。
全体の緊張を整えた後に顔に鍼をしていきます。
麻痺の症状や程度は個人差があり
状態によって鍼をするポイントや本数が変わってきます。
【目の周りの違和感】
こめかみ部分とまゆげの場所に鍼をすると患者様の良い反応が見られます。
【鼻の動き・ほうれい線】
ほうれい線に沿って鍼をする事もあります。
鼻の穴の横にツボがあり、そこにも鍼をしていきます。
【口の動き】
えくぼに口周りの筋肉が集まっているのでそこに鍼をします。
基本的に急性期の場合、刺激過多で神経が他の部位に枝を出さないように
置鍼に留めます。
2年以上症状が経っている、固定されている場合は低周波鍼通電療法を行ったりします。
方法に関してメリット・デメリットをお伝えして行いますので
ご安心ください。