当院の特徴でもある医療機関との連携があります。
当院にお越しの患者様で問診や施術中の会話から
医師の診察が必要だなと判断した時
患者様のかかりつ医師、当院と連携している機関へ
速やかに診察して頂けるようにご高診願い(紹介状)を作成しています。
患者様が訴えられた言葉や評価で行った検査内容を記載して
通院時にお持ち頂きます。
これまでにも
整形外科・内科・循環器内科・ペインクリニック(麻酔科)
泌尿器科・外科・耳鼻咽喉科・歯科
様々な科にご高診願いを書かせて頂きました。
なんでここまでするの?
それは、患者様から医師へ伝えにくい事や
症状の説明にどう話してよいか分からない事など
そして患者様がその症状に対して鍼灸マッサージをご希望れるのであれば
私として適切な情報が欲しい事もあります。
原因が分からず、曖昧なまま施術するのと
レントゲン・CT・MRI・血液検査など
原因をつかむことで施術方法や施術期間の検討が
患者様と一緒に決めていく事が出来るんです。
検査して異常がないのが一番なんですがね。
しかし、時には異常が見つかったケースもあります。
例① 側弯症・脊柱管狭窄症
余りにも背中や腰が痛いとの訴えから整形外科宛にご高診願いを書き
受診して頂いた結果、上記の診断がありました。
例② 発作性心房細動
3日前から背中が痛いとお越しの患者様。
寝ると胸が苦しいとの事でバイタルチェック!
すると、普段現れない不整脈を確認。
すぐに、私は患者様のかかりつけ病院に連絡し
施術せずに病院に行ってもらいました。
診察の結果、発作性心房細動があり点滴を行い
その後、何度か不整脈もあったので手術され今では元気に過ごされています。
例3 浮腫み
前立腺がんの手術され、お薬(抗がん剤)服用の患者様が最近浮腫みを気にされ
毎日、体重を測るよう指示し、その数値と浮腫みの訴えがある事をご高診願いに記載し
その結果
抗がん剤の副作用による物と思われ、お薬の調整をして下さいました。
現在は浮腫みは減少し、日常生活(ADL)も落ち着かれ
元気に過ごされています。
このほかにも
肉離れ・捻挫・内科的疾患など医師の診察が必要な際にはお渡ししています。
早期発見が早期回復に繋がります。
皆さんが安心して鍼灸マッサージを受けて頂けるよう環境を整え
ご自身のお身体を大事にして頂ける意識付けが出来るよう
今後もサポートして参ります。