2023年5月1日
今回、顔面神経麻痺の患者様が退院後お越し頂いているケースになります。
発症後の通院で一週間ほどの入院されて、その後リハビリを受けたが
後遺症が残るという事で改善方法を探され鍼灸に出合い、当院にお越し下さいました。
顔面神経麻痺と言っても、ベル麻痺とハント症候群(ウイルス性)がありどちらかによって予後と回復程度・過程が変わってきます。
問診で色々お聞きしていくと「どちらとも言われた記憶がない」との事で
私からご高診願い(診療情報提供書依頼)を書き、通院時に持って行ってもらいました!
担当医からご丁寧に情報を頂く事が出来ました!
※個人情報があるので黒塗りが多いです。
経過・血液検査・MRI・ENoG・麻痺スコア・聴力検査を頂きました。
なぜ、鍼灸マッサージ師がここまで情報が必要なのか?
例えば、施術の回数や改善するまでに時間が必要としている場合
病態を把握する事で、施術計画がたてられるんです。
どういった経過をたどるのか、私達にも知る必要があると感じています。
また、急性期の場合でも
その原因が何か知る事も必要な時には担当医にお手紙を書き
必要項目を頂くよう取り組んでいます。
患者さんが安心して受けられ、そして早期回復するよう努めております。