2024年5月22日
シェーグレイ症候群
当院でも数名、経過治療させて頂いてる患者様(女性)がいらっしゃいます。
まず、シェーグレイ症候群とは『自己免疫疾患』と考えられており
自己免疫疾患とは
・関節リウマチ
・全身性エリテマトーデス
・バセドウ病
・橋本病
・クローン病
・ギランバレー症候群 など
たくさんの疾患があります。
今回は『シェーグレイ症候群』についてです。
どんな症状がでるのか
1目の症状
・ドライアイ
2口腔症状
・唾液分泌低下によるもの
3皮膚乾燥
4血管炎
5腎機能障害
6関節痛
個人差に寄りますが色々な不定愁訴が現れます。
さて、鍼灸マッサージ治療はどのように関わっていくのでしょうか?
私の考えですが1から6までの症状は鍼灸治療で改善が期待できるものと思います。
例えばドライアイに対しては後頸部に『目』に関するツボがあるのでそこを用いて
唾液は耳垂裏や顎関節周囲のツボを使い
その他も状態を診ながら対応していく事。
鍼の効果として
1血流改善
2痛みの抑制 が考えられます。
一回の治療で全てが改善するわけではないので、計画的に治療していく事がベストです。
治療内や治療計画は患者様と一緒に目標設定をして行って参ります。