2024年9月2日
当院では問診票に「現在、お飲みのお薬を書いて頂く欄」があります。
「医師でもないのお薬?」
「鍼灸マッサージ師が知る必要あるの?」
お薬の他にサプリメントや栄養補助食品を使用しているか聞きます。
実は、ここを聞く事で症状の改善に一歩近づく事ができるかも知れないんです。
ある患者さんでは
「毎朝、血圧の薬を飲まないといけなんだけど、つい忘れちゃうのよね」
でも、体調に変わりありません。
血圧も正常!
こういった情報を医師に伝える物私たちの役割りでもあります。
例えば良く使用している「痛み止め」。
今はドラックストアーでも買える便利物。
「治療前に耐えられなくて飲んできちゃいました」
治療中は治まっているんです。
そんな状況でしっかりした治療が出来るでしょうか?
痛み止めの種類によって効果や持続時間が違います。
そんな内容を知って治療していると、刺激量や経過観察など患者さんにアドバイスする事が出来次回の通院予定がたてられるんです。
お薬は一次的な対象療法ですが、しっかり把握して鍼灸とうまく組み合わせていくと効果を発揮する事もあります。
来院の際には、お薬手帳をお忘れずに!!