小田原のあん摩・はり・きゅう・マッサージ指圧・整体・トレーニング指導 いろは治療院
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患者さんとの会話から・・・

患者:70代 男性

主訴:左足の動きの悪さ

病歴:腰のヘルニア(手術歴あり)

治療院近くにお住まいの方でいつも健康の為

歩いてお越しくださいます。

歩いてこれるくらいだからそうなんに重症ではないだろと思っていても

話を聞いていくとそうでもない

生活に支障を来すレベルの事もあります。

この患者さんの場合、おそらく腰椎5番の神経障害によってでる

違和感があります。

それは・・・

下垂足

足だダラ~ンとなってしまう疾患です。

腰椎5番の神経は脛の筋肉を支配しています。

痺れ

この神経は足首を上に持ち上げてくれる役割があり

それが機能しないとダラ~ンとなってしまうんです。

まずはこの神経を通わすための方法が必要です。

そこで用いるのが

低周波鍼通電療法です。

この患者さんの場合、腰椎の腰椎4・5番の椎間関節といわれる関節に鍼をして通電します。

すると、その支配されている領域のが動きます。

なので通電後はその部位がしっかり動いているかの確認をして行っていきます。

来院時にはスリッパを引きずって歩いていたので

帰りには音はなく歩かれていて

ビックリと喜ばれていました。

あとは、運動方法をお伝えして次回確認です。

ただし、一回で良くなるわけではないので経過が必要です。

一番のリスク管理は下垂足によりなんでもない所での転倒や足が上がらなくなる事で装具をつける必要になってしまう事です。

そうなると、装具の着脱の面倒など生活にわずらわしさが出てきてしまう点があるので

5年後・10年後を見据えてお話しさせて頂きております。

自分の足で歩けることの喜びを感じて頂けたら嬉しいです。